【 御姿拝見[壱](湯巻) 】

藤原彰子がこんな恰好しているイラストなんて、そうそう存在しないんじゃないかと思います(爆)。描いた私も幾らなんでもコレはいいのかと、描いたあとで気づきました(描いてるときは一所懸命だった)。
いや、前々から文中には描写のないときの彰子って何着てるんだろうと思ってはいたんですが。
露樹に頼まれて野菜を洗いに行くところ。そしてその出で立ちをうっかり目撃してしまった昌浩。いちばん描くのに苦労したのは六壬式盤落とされているもっくんなんですが(爆)
小袖に切袴、上からエプロン代わりの湯巻(褶[しびら]でもいいけど、プリーツ描くの忘れたんで湯巻/笑)。袖はたすきがけされています。たぶん露樹も日常こんな恰好なんだと。だって袿に長袴じゃ、絶対包丁やら火やら水使えませんよ。賭けてもいい(笑)
一の姫のままでいたら一生することはなかったと思われる出で立ち。昌浩がビビるのも無理はない(笑)。これで袴はかせなかったら、市の販ぎ女と何も変わらない。袴はさすがに省けなかった。というより、私が譲れなかった(笑)。
彰子にはとにかく切袴でも何でも良いので袴をはいててもらいたいです(欲を言うなら寝ているときも壺装束のときもはいててほしい。多くの平安漫画でははいてないけど)
それが平安貴族の姫の一線だと思うので(笑)。
線画でわかりづらかったので、湯巻にだけ色を付けてみました。
にしても、彰子は描くのがかなり難しいです。普通に美少女すぎて、顔に特徴がない(笑)。おまけに髪型が私的に描きづらいです。
しかし、なんだって本当にこんな恰好描いたんだろうか………(笑)。
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