花と知りせば　　　（2001/10/22〜 連載中）

荷葉の巻　　［一］　［二］　［三］　［四］
「お前、なあ。どこの姫が簀子縁まで扇も持たずに出てくるんだよ」

落葉の巻　　［一］　［二］　［三］　［四］　［五］
「私、出家しようと思って邸を出てきたんです」

鴨頭草の巻　　［一］　［二］　［三］　［四］
「私の人生どこで間違ったのよ――――ッ !!」

黒方の巻　　［一］　［二］　［三］　［四］　［五］　［六］
「へえ、とうとう鬼が出たか」

香雪の巻　　［一］　［二］
「私が添臥ッ !?」

登場人物系図（おまけ）　　　絵巻物　１　２　３

両親を流行病で亡くし、伯父の内大臣家に引き取られた姫、桔梗。
彼女の髪はまわりの人々とは違う、色あせた秋の枯れ色。少々天然の入った彼女と、彼女を取り巻く人々の織りなす味付け軽めの平安絵巻。

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